「ドーベルマン刑事」加納錠治の活躍を描いたハードボイルド
アクションマンガ。”人権派”マスコミに叩かれても、自らの
信念を貫き正義を守る加納の姿勢に共鳴した読者が多かった。
1970年代後半、週刊少年ジャンプの代表作。
凶悪犯罪を専門に捜査する警視庁”特犯課”に所属するのは、
加納と上司西谷の二人だけ。加納は普段は無口で、動きやすい
ように黒革ツナギという異様ないでたちだが、ひとたび凶悪事
件が起こると犯人を容赦なく44マグナム銃で追い詰める。凶
悪犯には容赦ないが、老人や子供など弱者には優しい一面を持
つ。
”犯罪者の人権”が指摘され始めていた当時、これを真っ向
から否定した作品と言える。今読み返しても、共感できるマン
ガである。

